ゴルフグリップの口径の調べ方をご存知ですか?
グリップの内径を示す口径は、グリップの内部やパッケージに表示されていますが、サイズ表記がない場合もあります。
この記事では、ゴルフグリップの口径とは何か、そしてその調べ方について詳しく解説します。
また、シャフト径とグリップサイズの関係性や、口径58と62の特徴についても触れています。
自分に合ったグリップを選ぶことは、ゴルフのパフォーマンス向上につながります。
ぜひ、この記事を参考に、ベストなグリップ選びをしてみてください。
記事のポイント
- ゴルフグリップの口径の意味と重要性
- グリップのサイズ表記の見方と口径の調べ方
- シャフト径とグリップサイズの関係性
- 口径58と62の特徴とプレーヤーへの適合性
目次
ゴルフグリップの口径の調べ方とサイズ表記の見方
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ゴルフグリップの口径とは
ゴルフグリップの口径とは、グリップの内側の直径のことを指します。
一般的にグリップの内部やパッケージに表示されている数字が、その口径を表しています。
例えば、「M60」と表示されている場合、これはメンズ用のグリップで内径が0.60インチであることを意味します。
ただし、口径の数値だけでは、グリップの太さを正確に判断することはできません。
なぜなら、同じ口径でもグリップの素材や構造によって、実際の太さが異なる場合があるからです。
つまり、口径はあくまでも目安であり、実際の太さを知るには、グリップを手に取って確認することが大切です。
サイズ表記がない場合の調べ方
もし、手持ちのグリップにサイズ表記がない場合や、正確な口径を知りたい場合は、専用の計測ツールを使って測定することをおすすめします。
ゴルフショップなどで、グリップの口径を測定できる専用のゲージを借りることができます。
このゲージを使えば、グリップの内径を簡単に測定することができます。
ただし、万が一ゲージが手に入らない場合は、ノギスなどの精密な測定ツールを使って、グリップの内径を測ることもできます。
ただ、これらの方法は少し手間がかかります。
そのため、グリップを新調する際は、事前にサイズ表記をしっかりと確認しておくことをおすすめします。
そうすることで、自分に合ったグリップを選びやすくなります。
ゴルフグリップ サイズ表
シャフトサイズ/グリップサイズ | M58 | M60X | M62 |
---|---|---|---|
0.58インチ | 標準 | 細目 | ― |
0.60インチ | 太目 | 標準 | 細目 |
0.62インチ | ― | 太目 | 標準 |
ゴルフグリップのサイズは、主にM58、M60、M62の3種類があります。
この数字は、グリップの内径をインチ単位で表しています。
つまり、M58は内径が0.58インチ、M60は0.60インチ、M62は0.62インチという意味です。
これらのサイズ表記は、グリップのメーカーによって若干異なる場合がありますが、基本的には統一されています。
また、レディース用のグリップには、L56やL58などのサイズもあります。
ただし、グリップのサイズ表記だけでは、実際の太さを正確に判断することは難しいです。
なぜなら、グリップの素材や構造によって、同じサイズ表記でも太さが異なる場合があるからです。
そのため、実際にグリップを手に取って、自分の手に合ったサイズを選ぶことが大切です。
M58とM60の太さの違い
M58とM60は、ゴルフグリップの中でも特に人気の高いサイズです。
M58は内径が0.58インチ、M60は0.60インチと、わずか0.02インチの差ですが、実際の太さには結構な差があります。
具体的には、M58はM60よりも若干太めに設計されています。
これは、M58のグリップ素材が厚めに作られているためです。
そのため、同じシャフトに装着した場合、M58の方がM60よりも太く感じられます。
ただ、この太さの差は個人の感覚によっても異なります。
手が小さい人や、細めのグリップを好む人は、M60の方が握りやすいと感じるかもしれません。
逆に、手が大きい人や、太めのグリップを好む人は、M58の方が使いやすいと感じるでしょう。
いずれにしても、自分に合ったグリップサイズを選ぶためには、実際にグリップを握ってみることが一番です。
可能であれば、両方のサイズを試してみて、より自分の手に馴染むサイズを選ぶことをおすすめします。
ゴルフグリップ 口径の調べ方とそれぞれの特徴
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シャフトサイズの確認方法
ゴルフクラブのシャフトサイズ、特にグリップエンド部分の径を知ることは、適切なグリップを選ぶ上で非常に重要です。
シャフトの径に合わないグリップを選んでしまうと、クラブのバランスが崩れ、スイングに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
シャフトサイズの確認方法は、主に2つあります。
1つ目は、シャフトに直接印字されているサイズ表記を確認する方法です。
多くのシャフトメーカーは、シャフトのグリップエンド付近に、シャフトの径を示す数値を印字しています。
例えば、「.600」や「.580」といった具合です。
2つ目の方法は、実際にシャフトの径を測定するというものです。
これには、キャリパーゲージなどの専用の測定ツールを使います。シャフトのグリップエンド部分を測定し、その数値を元にグリップサイズを選びます。
ただし、シャフトの径は、メーカーや製品によって若干の差があります。そのため、できれば両方の方法を併用し、正確なサイズを把握することをおすすめします。
シャフト径の規格とグリップ選び
ゴルフクラブのシャフト径には、ある程度の規格があります。
一般的に、ドライバー用のシャフトは0.335インチ~0.350インチ、アイアン用のシャフトは0.355インチ~0.370インチが主流です。
この規格を理解した上で、グリップサイズを選ぶことが大切です。
例えば、ドライバー用のシャフトであれば、M58やM60といった比較的細めのグリップがマッチします。
一方、アイアン用のシャフトには、M60やM62といった太めのグリップが適しています。
ただ、これはあくまでも一般論です。
グリップサイズの選択は、プレーヤーの手の大きさやスイングスタイルによっても変わってきます。
手が小さめの人は細めのグリップを、手が大きめの人は太めのグリップを選ぶのが基本ですが、最終的には自分の手に馴染むサイズを選ぶことが何より大切です。
いずれにしても、シャフト径とグリップサイズの関係を理解し、自分に合ったグリップを選ぶことが、ゴルフのパフォーマンス向上につながると言えるでしょう。
口径58の特徴
グリップの口径58は、M58とも呼ばれ、ゴルフグリップの中では比較的太めのサイズに分類されます。
この口径は、グリップ内径が0.58インチであることを示しています。
M58グリップの特徴は、太めの設計によって、グリップ力が向上することです。
特に、手が大きい人や、グリップ力が弱い人にとっては、クラブを安定して握ることができるため、ショットの精度が上がる可能性があります。
ただし、太すぎるグリップを使うと、手首の動きが制限されて、スイングのパワーが落ちてしまう恐れもあります。
そのため、自分の手の大きさや、スイングスタイルに合ったグリップサイズを選ぶことが大切です。
口径62の特徴
ゴルフグリップの口径62、つまりM62グリップは、現在市販されているグリップの中では最も細身のサイズに分類されます。
このグリップの内径は0.62インチで、他のサイズと比べるとかなり細めの設計になっています。
M62グリップの最大の特徴は、手首の動きを活発にできることです。
細めのグリップを使うことで、手首のコックや手首の返しがスムーズになり、スイングのパワーを効率的にボールに伝えることができます。
そのため、飛距離を重視するプレーヤーや、手首の動きを活かしたテクニカルなショットを好むプレーヤーに好まれる傾向にあります。
ただし、細すぎるグリップを使うと、クラブのコントロールが難しくなる場合もあります。
特に、アプローチショットやパッティングなど、繊細なタッチが要求されるショットでは、グリップ径が細すぎると、ボールのコントロールが難しくなるかもしれません。
そのため、M62グリップは、ある程度ゴルフの経験があり、自分のスイングスタイルが確立されているプレーヤーに向いていると言えます。
ゴルフグリップ 口径の調べ方とそれぞれの特徴について総括
記事のポイントをまとめます。
- ゴルフグリップの口径とは、グリップの内側の直径を指す
- 口径はグリップの内部やパッケージに表示されている
- サイズ表記がない場合は、専用の計測ツールで測定できる
- ゴルフグリップのサイズは主にM58、M60、M62の3種類である
- M58とM60は人気の高いサイズで、M58の方が若干太めに設計されている
- シャフトサイズを確認するには、シャフトの印字か専用の測定ツールを使う
- シャフト径とグリップサイズの関係を理解し、自分に合ったグリップを選ぶことが大切だ
- M58は太めでグリップ力が向上し、M62は細めで手首の動きを活発にできる