「ゴルフは楽しいのに何が楽しいのか具体的にうまく伝えられない・・・」「ゴルフは何が楽しいの?って聞かれたときうまく表現できなかった!」
ゴルフが趣味な人にとって、その楽しさをうまく言葉で伝えられないというのはかなりもどかしい現象だ。
しかし、もどかしくてもプレーしないと伝わらない部分が多々あるのがゴルフなので言語化できないのは致し方ないだろう。
実際に全く興味が無い人に「スイングスピードが上がったことで飛距離が○○ヤード伸びたんだ!」と力説したところで「ふ~ん?」で終わることがほとんどだ。
今回はそういったゴルフの魅力をうまく伝えられずにもどかしさを感じている方のためにも、ゴルフは何が楽しいのか、その魅力をわかりやすい言葉を使って解説していこう
逆に、「それの何が楽しいの?」と言われてしまいがちな楽しめない理由についても言及していく。
記事のポイント
- ゴルフで上達が見える快感と達成感について
- 自然の中でのプレーがもたらす開放感とリラクゼーション
- 幅広い年齢層や性別が参加できるゴルフの社交性
- 歩きながらプレーすることで得られる運動効果
目次
ゴルフは何が楽しいのか?楽しめる7つの理由
それでは具体的にゴルフのなのが楽しいのかを言語化していこう。
簡単にまとめると以下の要素が楽しむためのポイントとなってくる。
楽しめるポイント7点
- うまくプレーできたときの快感
- 自然の中でプレーできる開放感
- 老若男女が参加できる
- 交流を楽しみながらラウンドできる
- 上達が見えやすい
- 個人競技なので自分自身の技術と向き合える
- いい運動になる
それでは、それぞれの楽しめるポイントについて深掘りしていこう。
うまくプレーできたときの快感
ゴルフの楽しい瞬間の一つがやはりうまくプレーできたときであり、その時の快感は一度知るとやみつきになる。
自分が理想とするイメージに限りなく近いプレーが出来た瞬間は、多くのゴルファーに興奮と多幸感をもたらしてくれるだろう。
この快感はプレーしないとわからないものだ。
「ドライバーで理想の弾道を描いてかっ飛ばしたときは気持ちいい!!」「かなり距離が離れているのにラインを読み切ってカップに沈めたときはついついガッツポーズが出た!」といった声がゴルファーの方々からは必ず上がってくる。
このように一つ一つのプレーで発生する快感はゴルファーの心をつかんで離さないし、ゴルフを楽しめる大きな要因になっているのだ。
これは初心者だろうと熟練者だろうと関係なく味わえるものであり、実際にやってみないとなかなか伝わらない楽しめるポイントでもある。
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自然の中でプレーできる開放感
ゴルフという競技はとにかく自然豊かな環境でプレーすることが多く、自然ならではの開放感がたまらないという声も多い。
仕事で人が多い場所に毎日出勤している人達にとってこの開放感はたまらないものがあり、他のスポーツではなかなか味わえないゴルフならではの楽しみだ。
実際に自然を感じられるコースを見てみよう。
上の画像は福井県にある『芦原ゴルフクラブ』で体験可能な景色だ。
こんな大自然の中で楽しめるスポーツはなかなかなく、野球やサッカーやバスケットといったメジャー球技でも体験できない。
まさに、これもゴルフの何が楽しいのかを表すポイントの一つと言えるだろう。
老若男女が参加できる
ゴルフには他のスポーツとは異なり、男子だろうが女子だろうが、20代だろうが60代だろうが関係なく一緒にプレーできるという大きな特徴がある。
これはサッカーや野球やバスケットといった激しいスポーツでは見られない特徴と言えるだろう。
カートを使って移動するように心がければ体力が無い人達でも安心してラウンドが可能なのも大きいが、なによりサッカーや野球やバスケットのように相対する人がいないのも大きいだろう。
ゴルフはスコアによる比較で順位はつけられるが、あくまでも個人競技なので性別や年齢の違いをそこまで強く意識する必要が無いのだ。
老若男女、誰でも参加できるスポーツでここまでメジャーなものはなかなかないので、これもゴルフならではの魅力であり楽しめるポイントと言える。
交流を楽しみながらラウンドできる
ゴルフは必ず交流する時間が発生するスポーツである、この交流を楽しめるのもポイントだ。
なぜなら、ゴルフは基本的には4人1組でラウンドする。
そしてこの4人がラウンドにいる間は一緒に行動することになるからだ。
ちなみに、18ホールきっちり回るのなら一緒にいる時間は4時間程度かかる。
これだけの長い時間を一緒に過ごすことになれば、いろんな情報交換や意見交換が発生してラウンドスタート前と比べると確実に距離感を縮められる。
一部のビジネス界隈では取引先との関係を深めるという目的でゴルフが活用されるぐらいだ。
このことから、コミュニケーションツールの一つとしても使われるのがゴルフなので、同僚や友人といった仲間達と交流を深める目的でも愛されるスポーツとなっている。
上達が見えやすい
ゴルフは自分の上達が見えやすいスポーツの一つだ。
なぜなら、自分自身が起こしたアクションに対する答えが、わかりやすい数字として跳ね返ってくるからだ。
具体的には「飛距離が○○ヤード伸びた」「スコアが前回より良くなった」「狙ったところに飛ぶ確率が増えた」といった状態になって現れる。
上達すればするほどこういった数値でハッキリと実感できる。
結果として自分自身の努力が如実に現れるスポーツの一つとなっている。「頑張っているけど結果が出なくて苦しい」と感じてしまうことがしばしばある世の中で、努力の結果がわかりやすい数値になるのは嬉しい人も多いだろう。
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個人競技なので自分自身の技術と向き合える
あくまでもゴルフは個人競技なので、自分自身の技術とひたすら向き合えるという特徴がある。
実際に、野球やサッカーやバスケットといった日本でもメジャーな競技は相手に合わせて動く必要があり、対戦相手依存のところが多いのだ。
野球なら「このチームは速球派の投手が多いからひたすら速い球を打つ練習をした」「このチームは長打が怖いから長打が出にくいアウトローに丁寧に投げる練習をした」といった対戦相手を研究した練習が必要になる。
しかし、ゴルフならあくまでも自分自身の技術の話になるため、誰かを気にかけて練習する必要はない。
コースと向き合うという必要もあるが、それも己の技術でクリアできる要素だ。
あくまでも個人競技であるゴルフは己の技術をひたすら極める競技であるため、自分自身の技術を極めたい方にとって好まれるスポーツとなっている。
いい運動になる
ゴルフはいい運動になるため、運動不足気味な人達にも好まれるスポーツでもある。
カートを使っての移動も可能だが、歩き回る事でかなりの歩数を稼げるため、いい運動になるのだ。
実際にゴルフを始めて体型が良くなったという人や体力が付いた人が大勢いる。
数値として見てみると、カートを使わずに移動すると1ラウンドでの移動距離は約10kmと言われており、歩数で表すとだいたい1.3万歩程度は歩くという計算が出ている(参照『Hachioji-golf』)。
消費カロリーに関してもカートを使わないのならば1ラウンドで体重60kgの人なら約1200〜2100kcalというとんでもない数値が出ているのだ(参照『スポーツナビ』)。
また、厚生労働省による『健康づくりのための身体活動・運動ガイド 2023』でもゴルフについて記載されており、そこでの消費カロリーも他のスポーツと比較しても多めに設定されていることがわかる。
このようにガッツリと歩いて消費カロリーもすさまじいのがゴルフという競技なので、運動をしていない人よりもまちがいなく体を動かしている人になれるのだ。ダイエットになるという声が多いのも頷けるだろう。
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ゴルフは何が楽しいのか?楽しめない5つの理由
ゴルフの何が楽しいのかを掘り下げたが、ここでは逆に何が楽しくないと感じるのか、プレーしてみたけどあわなかったと感じてしまった理由は何なのかを掘り下げていこう。
簡潔にまとめると以下のような理由が考えられる。
楽しめない理由5点
- 金と時間がかかる
- シンプルに難しすぎる
- ダメな部分が数値になって跳ね返ってくる
- 人付き合いがそこまで得意ではない
- ゴルフ場が遠い
以下にそれぞれの理由について詳しく解説していこう。
金と時間がかかる
ゴルフの欠点として取り上げられることが多い要素の一つが、コストと時間だ。
それぞれどれぐらいのコストがかかるのか、どれぐらいの時間がとられるのかを見ていこう。
ゴルフにかかるお金について
ゴルフは金のかかるスポーツや趣味と言われているがこれは否定しにくいだろう。
実際に、ゴルフを本格的に楽しむためには以下のような物を用意しないと行けない。
- ゴルフクラブ
- ゴルフシューズ
- ゴルフ用の帽子
- ゴルフグローブ
- ゴルフボール
- ゴルフ用カートバッグ
- ゴルフ用ティー・マーカー
- ゴルフ用の衣類
日焼け止めなど日常的に使う物を省き、ゴルフ向けに必要な物を抜粋しただけでもこれほどの物が必要になる。
これだけいろいろと用意したらお金がかかるのは当然だろう。
ゴルフ用品一式をそろえるのなら約10万円はかかってしまうのだが質を求めるのならもっとかかる。
ここに、レッスン費用やゴルフのプレー料金まで加わると、1年で10万円以上軽くかかってしまう高額な趣味になってしまう。
通常のコースなら土日祝日で1万〜1.5万円ぐらいで済むが、名門コースなら1プレー10万円以上かかるケースすらある。
このように、趣味として始めるための初期費用からその後の継続的に発生する費用の事を考えると、ちょっと億劫になってしまう人が出るのは致し方ないだろう。
ゴルフにかかる時間について
ゴルフはとにかく時間がとられる趣味やスポーツと言われることも多い。
実際にゴルフは本番となる1ラウンド18コースをしっかりと回ると4時間以上はかかってしまう。
そこに移動時間を加えると6時間以上は経過してしまうだろう。
仮に13時にスタートするというプランと仮定しよう。移動に1時間準備に30分程度と考えると、10時から19時ぐらいまでは時間がとられることになる。
そこに食事の時間を加えるとその日1日はほぼ終わりと言ってもいい。
このような時間的拘束がキツイという意見が度々出ており、「打ちっぱなしといった練習をするのならいいけど、本格的にコースを回るのはちょっと・・・」という声が出るのはなかなかに防げないのだ。
シンプルに難しすぎる
ゴルフは難しいから嫌いという声も一定数あるスポーツだ。
なぜなら、始めたばかりだとゴルフボールをまともに飛ばすことすらできないからだ。
ゴルフはとにかく独特な競技であり、その競技になれるという行動がどうしても必要になる。
体を回転させながら弧を描くような美しいスイングをするなんて、素人に出来るわけがないのだ。
しかし、この壁を越えることが出来ないとゴルフ特有の楽しさを覚えることもなかなかできず、ただただ難しさを感じて止めてしまうというよろしくないパターンがどうしても存在している。
さらに、この壁をなんとか越えたところでうまくなるテクニックは大量にあるため、思い通りにできる状態が遠いスポーツでもあるだろう。
そういった壁を感じてしまった人は、趣味にするにはキツイと感じてしまい、ちょっと触れただけで止めてしまう。
これもゴルフのプレー人口を増やすための問題点だが解決するのがなかなかに難しい問題だ。
ダメな部分が数値になって跳ね返ってくる
ゴルフはダメな部分が数値になって跳ね返ってくる競技でもある。
なぜなら、ゴルフは楽しめる要素でも書いたように個人競技であり、具体的な数値となっていろいろと表現されてしまうスポーツだからだ。
簡単に表現すると「スコアが100を超えている」「フェアウェイキープ率が低すぎる」「全く飛距離が出ていない」といった具合にプレーした結果があなたを直撃するだろう。
こういった数値を直視するとまるで「あなたは下手くそです!」と面と向かって言われている気分になり、長時間かけてプレーした結果、気分を害しただけで終わるというケースが発生してしまう。
その数値をバネに奮起できる人ならいいのだが、趣味にそこまでする気持ちはないという人が折れてしまうのは納得の理由だ。
人付き合いがそこまで得意ではない
ゴルフは人付き合いが苦手な人にとっては苦痛に感じるスポーツかもしれない。
なぜなら、ゴルフは基本的に1ラウンド4人で回ることになるので、4時間程度その4人の距離感が近い状態で過ごさないといけないからだ。
特に問題なのが接待ばかりで目上の人達とお付き合いで回ることが多いという人で、そういった人達はせっかくの休日をつぶされているという感覚にすらなるだろう。
人付き合いが苦手な人なら嫌いになる原因にすらなってくる。
ゴルフは個人競技ではあるがこのようなお付き合いが高確率で発生するので、休日ぐらい一人でいたい人にとっては難しいスポーツになってしまう可能性がある。
今は1人予約というプレースタイルも出てきたから、そういった人達も救われつつあるが、人付き合いからムリヤリに近い形で始めた人が楽しめないのは仕方ないだろう。
ゴルフ場が遠い
ゴルフ場がシンプルに遠いために楽しめないという人もいる。もちろん、近くにゴルフ場がある方なら気にならない問題点だ。
ゴルフを練習する打ちっぱなしは身近にあっても、ラウンドするゴルフ場は基本的に広大な土地が必要なため、いわゆる僻地に存在することがほとんどだ。
実際に東京在住のゴルファーだと片道2時間ぐらいなら当たり前という声があったが、往復の移動時間を考えると4時間以上もかかってしまう。
ゴルフ好きな人でも行きはワクワクしながら行けるだろうが、帰りの2時間はキツく感じる方がほとんどなのだ。
そういった移動時間を無駄に感じてしまう人にとっては、なかなか趣味にはできないスポーツになってしまう。
ゴルフは何が楽しいのかの統括
記事のポイントをまとめよう。
ゴルフは何が楽しいのか楽しむポイントと楽しめない理由について
楽しむポイント
- 理想通りのプレーが出来たときは最高!
- 大自然の中でプレーできる開放感はすさまじい
- 年齢や老若男女問わずプレーできるのは
- 様々な人達と交流できる
- 練習の成果がわかりやすく上達が見えやすい
- 個人競技なので自分とひたすら向き合える
- かなり歩くので運動になる
楽しめない理由
- お金と時間がどうしてもかかってしまう
- ボールがなかなかまともに飛ばせず難しい
- ダメな結果が数値で表されて辛い
- 人付き合いが苦手な人はキツイ
- 都心部の人にとってゴルフ場が遠い
-
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